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2008年3月29日 (土)

最近の卒業式事情

3月25日は、各地で卒業式が行われた学校が多いと思います。我が家の娘も今年無事に高校を卒業いたしました。卒業式は早々と、31日。後期分の授業料もたくさん納めているのだから、ちゃんと最後までしっかり授業して頂戴よ、と思いましたが、3学期はほとんど授業すらなく、さっさと卒業させられてしまいました。

娘の高校は制服が無いので、卒業式の服装も各人の自由。男子は無難なところで殆どの子が「スーツ」、は普通だと思うのですが、驚いたのは女子。大学の卒業式でもないのに、ナント女子の70%位が着物に袴。残りが多い順にドレス、振袖まれにスーツという順番でした。ドレスは結婚式にお呼ばれした時に着るようなパーティードレス。ノースリーブのドレスにショールが一般的で、袴姿は、「ハイカラさんが通る」(古くてスイマセン)みたいな、昔風のものではなく、着物は赤や緑やピンクなどの色とりどりの花柄模様、袴も紺といった地味な色ではなく、これまた色とりどりの袴で、みんな思い思いのあでやかな衣装を身にまとっておりました。

003_10  衣装はどこから調達してきたかと言えば、袴は殆どの子がレンタル。ドレス派は購入が多かったようです。購入と言っても、ドレスと靴位で済むかと思っていたらとんでもなく、ショールはドレスと同じ位に値が張るし、他にバックや靴、ネックレス、コサージュ、イヤリングなど等。前日には美容院に行って髪の毛にパーマをかけてセットして、まったく結構な出費になりました。おかげで、母の衣装は入学式・卒業式兼用の今年もまた万年同じスーツ。3人の子供達でかれこれ途切れる事なく4年も入学式・卒業式が続き、今年こそは新しいスーツを買うぞ!と毎年思うのだけれども、そんな訳でなかなか母の衣装にまでは、経費がまわってこないのです。

さて、卒業式。卒業証書授与は、各クラスの担任が生徒の名前を呼び、生徒全員が返事をして、各クラスの代表が代表して壇上に上がり、校長先生から卒業証書をもらうという形でした。名前を呼ばれてする返事が男子は「ホッ!」だとか、「ハッ!」だとか受け狙いの返事。その度にクスクスと笑い声が聞こえ、厳粛な卒業式のムードとはちょっとかけ離れたものでした。かつて、何故かあのメロディーに条件反射して涙した「蛍の光」も「仰げば尊し」も今はなく、「旅立ちの日」を歌い、退場する顔に涙はチラホラでした。

卒業式が終わった後、「先生を囲む会」という名の謝恩会が某ホテルで開かれました。その時の校長先生は「人生には思いもよらない事がある、人生は自分が思い描いた通りにはならない」というようなお話をほろ酔い加減で話されていました。以下校長先生のお話。

「自分は病気で大学を6年間休学し、28歳の時にやっと卒業しました。それは自分にとっては、思いもよらない事だったわけであります。結婚した奥さんが今のような人だったという事も、高校の校長になったという事も、どちらがどちらともいい難い位、自分にとっては思いもよらない事でありました。今日、高校を卒業して、希望の大学、学部へ進学できた生徒もいるでしょうが、希望していた学校へ進学出来なかった生徒もいます。自分の思い描いた通りにはならない事や、思いもよらない事は人生には沢山あります。でも、思い通りにならなかったと言って、そこであきらめたり、悲観したりするのではなく、思いもかけなかった環境、その与えられた環境の中で、そこからどれだけ出来る限りの事が出来るかが、人生ではとても重要なのではないかと思うのです。本当は生徒達にこういう話をしたかったのですが、なかなか話をする機会がなく、今、こうしてお話している訳ですが・・・」

確かに、今の人生、思い描いていた人生とはまったく違うものかもしれないです。小学生の頃はデザイナーになると思っていたし、絶対外人と結婚すると思っていた。まさか、離婚、再婚はあり得ても、40歳で第3子を出産するなんて、まったく思いもかけない事でした(~_~;)

今まで長年生きてきた中で、何回となく遭遇してきた入学式、卒業式。何人もの校長先生のお話を聞いてきて、何一つとして頭に残っているお話はありませんが、何故かこの時の校長先生のお話だけはとても心に残りました。後日娘にこの話をした所、「そういう話、生徒にしてくれれば良かったのに。あの校長先生ちょっと苦手だったんだよね。」と言っておりました。校長先生!話したかった生徒には話せなかったけれど、一人の生徒には母からちゃんと伝わっていますからね♪

さて、「先生を囲む会」も終わり、ホテルの会場から出た所、制服姿でカーネーションの花一輪を手に持つ、高校生らしき生徒達が、目に涙を浮かべながらエスカレーターで次から次へと降りてきました。どうやら、ホテルの上階で、別の高校が謝恩会らしきものを行っていたようです。私達、そこにいた同じ高校の親達一同が、「あーいうのが普通だよねー。」と、うなずきながら、目の前を通り過ぎる、その清楚な制服姿を見ておりました。

そんなこんなで卒業式も無事終わり、今度は入学式。さすがに入学式はほぼ100%スーツだそうでちょっと母も一安心。長女もスーツ、バック、靴の3点セットを近場の紳士服のア○キに買いに行きました。ちょっとおチビで太めの娘は、結局セミオーダーのスーツになってしまい、やっぱり、今年も母は一張羅のスーツで出席する事に決まりのようです。

人生なかなか思い通りにはならないですよね、校長先生!

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コメント

ありがとうございます。
「仰げば尊し」は6年前の娘の小学校卒業式でも歌ってなかったです。ひと昔前は「贈る言葉」とかもあったらしいですけど、最近は「旅立ちの日」が多いみたいですね。

そうか~6年前と同じスーツという事は、6年前と同じ体系ということなのね。positiveに考えましょう♪

人生また思いもかけない事が起こって、来年は隣にご主人と赤ちゃん(ワンコの?)がいるかもね!Good Luck!!

投稿 チャセ | 2008年4月 1日 (火) 22時48分

ご卒業&ご入学 おめでとうございます!

女の子達が揃うと、なかなか華やかですね♪

しかし!
何?何?何??
今は「仰げば尊し」歌わないの???
卒業式の定番、セオリーだと思っていたのに!

様変わりしましたねぇ…


人生、思いもかけない事の連続だから面白い事もたくさんなんですよね。
ん~。私も、思いもかけない事が続いて、今がある。って感じですものねぇ。
そう、昔思い描いていた未来では、すでに隣には旦那さんがいて、子供がいるはずなんですが(笑)
まぁ、今は今でそれなにりに楽しんでいるのでいいんですけど(笑)

しかし、一張羅のスーツと云っても、それを着られる体型を維持できている事が何よりもすごい!と思うのですが…。見習いたい。

投稿 はな★はる | 2008年4月 1日 (火) 03時18分

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